#05「医療事務スタッフ座談会インタビュー」

プロフィール

トーチクリニック医療事務スタッフ  重吉・山崎・荻野

トーチクリニックに入職するまでのキャリアを教えてください。

【山崎】大学病院や他医療機関勤務を経て昨年転職してきました。不妊治療の領域で5年程勤務しています。

【荻野】私もずっと医療事務のキャリアでクリニックと総合病院で勤務していました。不妊治療の領域は7年目です。torch clinicの医療事務のスタッフ全体では医療事務の経験者・未経験者は約半々です。前職は小売、金融、広告、メーカーなどバラエティに富んでいます。

【重吉】私は医療事務の未経験で、これまでは金融や不動産、前職は広告業界でキャリアを積んでいました。入職後は新しく覚えることが多くて大変な部分もありますが、先輩スタッフから一つ一つ教えてもらっているので、ついていけています。前職の広告の経験は、クリニックでの資料作成やマニュアル作成で生かせています。また、ITツールやシステムにも慣れているのはプラスで、これまでの経験も現職でも生かせていると感じています。

実際に勤務していて「やりがい」は何ですか?

【重吉】患者様の笑顔を見ることができた時はやはり嬉しく思います。入職前は不妊治療専門のクリニックに訪れたことがなく、雰囲気が重いのでは?と心配する部分もありました。実際は、想像以上に明るい雰囲気なことに驚きました。患者様から「妊娠した」「無事出産できた」というお手紙をいただくと、スタッフ皆でとても喜んでいます。

【山崎】以前働いていた不妊治療の医療機関と比べると、雰囲気が明るいのは一つの特徴だと感じています。若い方がブライダルチェックでいらっしゃるケースもあるので、患者さまにとっても身近で気軽に来ていただけるからかもしれません。

【山崎】様々な経験を持った若いスタッフが頑張っている様子を身近で見ていると、刺激になりますね。

【荻野】不妊治療の領域も保険適用になって間もないので、勉強しがいがありますし、これまでの経験も生かしながら新しいものを学べる環境は魅力的だと思います。保険適用の拡大で患者様も様々な治療を受けやすくなっていますし、「不妊治療領域」の成長に合わせて自分たちスタッフもクリニックも成長している実感を持っています。

働いていて「大変なこと」を教えてください


【山崎】先ほどのやりがいの裏返しでもありますが、変化が大きい分、適応していくのには大変なこともあります。

【荻野】レセプトのルールも日々変わっていきますし、先例が少ない分、判断や解釈が難しいものもあります。そのような時には、関係機関に問い合わせをしたり、他スタッフとも調べながら対応するようにしています。

【重吉】2022年5月に開院したばかりの新しいクリニックなので、まだルールが定まりきっていないこともあります。これから新しいスタッフが入った時に混乱しないように整備しながら分かりやすく伝えていきたいと思っています。

スタッフ間のコミュニケーションや雰囲気はどうですか?

【山崎】医療事務スタッフは20代〜40代で、合計10名弱在籍しています。それぞれの年代の良さを生かしてのびのびと勤務しています。

【荻野】医療事務と看護師は女性だけですが、他職種には男性もいるので、バランスは取れています。院長先生の人柄もあり、職種・年齢・性別による隔たりがなく、フラットなのもtorch clinicの良さの一つだと思います。

【重吉】スタッフも親切なので、分からないことを質問しづらいことも感じません。全体的には穏やかな人が多く、忙しくてもギスギスする雰囲気になることは少ないですね。Slackというチャットツールを使ってコミュニケーションを取っているので、医療機関でありながら先進的なIT企業のような雰囲気もあります。

【山崎】各部門長とスタッフとの1対1の面談(1on1)も毎月あるのも医療機関としては珍しいかと思います。その場で上長としっかり話すことができるので相談しやすい環境ですし、上長との距離感も近いかと思います。

開院して1年半ですが、開院当初と比べると変化を感じますか?

【荻野】開院後に患者様が徐々に増えてきて、待ち時間が増えてしまった時期もありました。次第にスタッフも慣れてきたり、様々な工夫をすることで徐々に対応スピードはあがってきています。2023年10月からは診療時間も増やし、より多くの患者さまにご来院いただけるようになっていりました。この1年半でステージが上がっていっているのを実感しています。

【山崎】開院当初は決まっていないことも多く、日々オペレーションが変わるので、大変なこともありました。今は、オペレーションの基本ルールはできあがってきているので、それをより効率的にミスなくできるようにさらに工夫をしたり、細かい部分を整備したり、着実にステップをのぼってきています。

【荻野・山崎】入職当時は思った以上にIT活用が進んでいるのに驚きましたが、徐々に慣れて使いこなせるようになってきましたね。自分たちの成長を感じる部分でもあります。

「不妊治療領域」で働くことに馴染みがない方もいると思います。働いてみて実際どうですか?

【重吉】身近に感じられるようになりました。馴染みがなかった時にはハードル高いと感じていたのですが、理解できると非常に身近なテーマだと感じるようになりました。ブライダルチェックも周囲に勧めるようになりました。

【荻野】患者さまも様々な事情で当院に通ってくださっています。不妊治療は外からみると分かりづらい面もありますが、一人ひとり置かれている状況は異なることを深く理解できるようになった気がしています。

【山崎】妊娠できるのは決して当たり前ではないと感じます。不妊治療は社会の関心度も高い領域であり、自分たちにとっても身近なテーマについて正しい知識を得ることができる環境だと思います。

torch clinicで医療事務として働くことに興味がある方へメッセージをください。

【萩野】前向きな方と一緒に働きたいと思っています。不妊治療の領域もクリニックも成長中なので、決まっていない部分もあり、もどかしく感じることもあるかもしれません。それをチャンスだと前向きに捉えられる方が向いていると思います。

【重吉】コミュニケーションがしっかり取れる方が良いですね。クリニック内でも他スタッフ、他職種と連携をとる場面も多いので多いので、きちんとホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができることは重要です。未経験で入職しても、意欲さえあれば成長できる環境なので、頑張りたい!と思った方に入ってきてもらえると嬉しいですね。

【山崎】まだ開院して時間がたっていない分、自分でアイディアを出して環境を作っていける余白があります。一緒にクリニックを作っていきたい方はぜひ応募してください!

1日の流れ

<日勤>

8:30 出勤。予約の確認のチェック、院内掃除、開院までのメール

8:50 朝礼

9:00 開院。受付。電話対応・メール対応・会計・書類作成など

12:00 スタッフが順番に休憩をとる

13:00 受付。電話対応・メール対応・会計・書類作成など

18:30 早番のスタッフは勤務終了

20:00 診療終了

20:30 遅番スタッフは勤務終了